本日付の朝日新聞には 地下式原発推進議連 31日発足とあり
議連の顧問には 鳩山由紀夫氏、羽田孜氏、森善朗氏、安部晋三氏らの
首相経験者や 自民党の谷垣総裁、国民新党の亀井代表らが、名を連ね
たちあがれ日本の平沼代表が 会長に就いたとあった。
この期に及んでも 政治家は原子力に執着しなければならないのは
なぜなんだろうと思う反面、"推進"とは個人的には受け入れがたい
考え方である。
脱原発は無理だとしても、世の中が自然エネルギーの活用への転換に
動き出そうとしている時期に、新たな原子力発電所を建設する方針を
検討するのは無駄なような気がするが、これまでの国として
原子力に投資してきた膨大な国費を考えると、まだまだ元が取れていないのは
解るが、それでも尚、原子力発電の推進には、納得できない。
地下に建設するコストや、核廃棄物の処理がどうにもならない現時点では
さらなる投資額の加算も考えられ、原子力発電は 必要悪と認めながらも
自然エネルギーの開発、クリーンな代替エネルギーの発見・開発に
投資するのが 自然の流れのような気がする。
エネルギーは効率良く得られる方が良いに決まっているけど、
まとめて作るのではなく、地域ごとにクリーンな水力だったり、地熱だったり
農作物だけでなく、地産地消でまかなえるような方向に少しづつでも
推進していくのが政治家としての役割なんじゃあないのだろうか?
地産の出来ない首都圏にこそ 地下原発の建設を推進する勇気のある
政治家などいないくせに、地下式原発推進議連など発足させ、
何を考えているのだろうかと思うね。
そんな政治家に 原子力がそこまで安全と保証できるなら、首都圏に、
あんたらの自宅の近くにどんどん造ってミロよと 声を大にして 言いたい。
但し、記事では大連立や政界再編に向けた布石とも有り、
この期に及んで、まだまだそのようなことしか考えられない
国会議事堂の輩には、ほとほと呆れかえるしかないのも事実。
確かに現在、原子力産業に携わる方々のことを思えば、脱原発は
生活の糧を奪う、社会の大きな流れになるかもしれないが、
少しづつでも、そのような方向にシフトしていかないと、核廃棄物を
大量に残すことになり、おおげさに言えば、地球の為にはそれらの
負の遺産は、存続の危機にせまる問題にまで発展しかねないと
予想できるのではないだろうか。
素人的な考え方ではあるが、放射性物質の再・再利用で、放射性物質を
放出しないような物質に変化するまで、利用できないものだろうかとも
考えるのですが、多分、効率が悪く、どうにもならないのだろうな・・・。
こんな生意気なことを言う私に出来るのは、家庭や会社での節電だけとは、
余りにも寂しすぎるとは思うのですが・・・。
2 件のコメント:
こころちゃんのブログ・・・
炎上したみたいだけどww
読んでみて。
http://ameblo.jp/cocoro2008/entry-10839026826.html#main
作家の高橋源一郎さんがtwitterで絶賛!
『さきほどの藤波心さんの文章、「テレビに出ているどんな専門家より論理的」から「地震発生以来、ぼくが読んだもっとも知的な文章」に上方修正します。』
自分は、原発絶対反対とは言えないんだけど(^^ゞ
>>素人的な考え方ではあるが、放射性物質の再・再利用で、放射性物質を
放出しないような物質に変化するまで、利用できないものだろうかとも
考えるのですが、多分、効率が悪く、どうにもならないのだろうな・・・。
これに似た考え方が、プルサーマルだと思うよ。
http://www.jnfl.co.jp/business-cycle/5_kongou/kongou_03/_03_01.html
安全で、大量の電力を作ることができる!!と言うようなことが書いてあるね。
夢のようなシステムだ!!w
けど・・・福島原発3号機は、これなんだよな〜〜
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