柚子を使って 何かを したかったのですが
お風呂に入れて 冬至にはまだ早いけど 柚子湯に入ったので
とりあえず よしとして、今週は 変った蕎麦を打ってみました。
私のお師匠さんの U氏が 先日のうどん会で おっしゃった一言。
『 俺は、仲間に、
”そりゃ邪道だよ。本当だったら そんな蕎麦打つ奴とは
話なんかしたくは無いんだけどね。”
なんて言われるけど、これで蕎麦打つと美味いんだよ 』
と お師匠様がおっしゃる お師匠様直伝の邪道蕎麦を 打ってみました。
何をしたかは 最後まで取っておくとして、見た目はほとんど普通の
そばと変わりません。
ただ、私のところにある資料では、邪道どころか 昔からこの方法に
似た打ち方と言いますか 同じ感じの蕎麦が存在すると有りまして
たとえば、幻と言われる津軽蕎麦は この方法と同じ路線上に有るし、
私が使ったものの固形版をつなぎに使う地方も有ると書いてあるので
まあ、問題無いでしょう的な感覚で 始めました。
ここで 話は脱線しますが、蕎麦のつなぎには 小麦粉だけでなく
有名どころでは 卵、布海苔、ヨモギ、レンコン、山芋、
山ゴボウの葉(オヤマボクチ)等が有り、小麦粉が高価だったころは
各地で山野に自生する食材をつなぎに使っていたという
歴史も有るぐらいで、昨今、 蕎麦はこうでなくてはならない的な
風潮が有りますが 結構蕎麦って、ローカル性が豊かで
もっと 自由なものだったのだと思います。
まあ、私は 蕎麦打ちとしては未熟者で有りますが、
蕎麦の王道的なくくりはどうも煙たいし、出来れば
いろいろな地方で、考えられたいろいろな種類の蕎麦を
味わってみたいし、それこそがその地方で食べる最高の
蕎麦なんじゃあないかとも 思っています。
ちょこっと脱線しましたが 本題に戻りましょう。
さて 最初の 水(?)まわしでは 加水(?)率が やや高めで 約 54%の
加水(?)率でした。
水(?)まわしが終了して 延し前の状態です。
ほとんど 色は変わりません。
切り終えた時点でも なんら変わりは有りません。
茹で上がった状態ですが さすがに 多少 白っぽいかな(?) 程度では有りますが
ほとんど 変化は有りませんでした。
この映像ですと 結構、白っぽいのが 分かります(?)
味はですね、蕎麦の風味と大豆の甘さがドッキングして まろやかな
蕎麦といったところでした。
そうです、今日は 豆乳で 蕎麦を打ってみました。
ちょっぴり、新蕎麦の時期にやるのは 勿体ない感じがしたのですが
どうしてどうして、そんなことは無くて、贅沢で、高級感漂う 蕎麦が出来たと
自分では思っています。
ただ、蕎麦が美味しくなくなる時期、 4月~8月の時期には この打ち方を
多用すれば 結構いけるんじゃあないかとも 感想を持ちました。
前出の 解説になりますが 津軽蕎麦とは 大豆をすってつなぎにする手法が
用いられるそうです。
また、豆腐をそばのつなぎにする地方もあるとか。
蕎麦を美味しく食べるために いろいろな手法が考えられ、築き上げられて
来たんですね。 今更ながら関心しますし、先人の努力には頭が下がります。
今回の二連休は うどんも蕎麦も打ちましたが、 スクールで
土曜日は 気功と水中ウォーク、今日は ヨガと 水中ウォークやって来て
結構へとへとで もう眠たい コンドル・おっちゃんでした。
それでは おやすみなさい。
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